まどか第9話 感想


魔法少女まどか☆マギカ 第9話 『そんなの、あたしが許さない』より引用

美樹さやか、助けたいと思わない?」
「助けられる…の?」
「助けられないとしたら放っとくか?」
「うぅ…」
「妙な聞き方しちゃったね、馬鹿と思うかもしれないけどあたしはね、本当に助けられないのかどうか、それを確かめるまで諦めたくない」


そして、杏子はまどかに自分の戦略を伝える。


あんこおおお

「うまくいくかな?」
「わかんねえよ、そんなの…、ふふ。…わかんないからやるんだよ」


まどかの友達のさやかが魔女化する。もう助からない状態になったと絶望している友達に対して、それを分かって見ているけれど自分には何も出来ない。何も出来ないから放っておくのか、それとも何か行動すべきなのか。


自分の生き方を振り返ると、決して到達点がそこに見えたから行動していたわけじゃない。先を見据えて上京したわけでも、起業を見据えて仕事をしていたわけでもない。だから、杏子の分からないからやるんだというセリフには、何かを知りたければ自分で行動するしかないんだと勇気をもたせてくれる。


ビジネスで恐れるのは金を失うことじゃない。挑戦する勇気を失ってしまうことだ。


という言葉をどこかで知った。お金のことなんてどうでも良くて、お金を失うことを恐れて守りに入ってしまえば現状維持はあれど前に進むことはない。何かしたいとか、誰かの役に立ちたいとか、困ってる人を助けたいとか、勇気をもって挑戦さえすればお金は後からついてくる…ついてくるはず!


従姉妹の女の子は短大卒業後の進路にすごく悩んでいて、「やりたいことが見つからない」「自分ができることもそんなにない」と将来を不安そうに語っていたことを思い出した。彼女の姉はすでに仕事をしているから、自分がそうなれるのか自信が持てないのだと思う。


でも、この不安はある程度年齢がいったって同じなんだ。やりたいことができているか、自分にできることを最大限しているのか常に問い続けなきゃいけない。

「わかんねえよ、そんなの。…わかんないからやるんだよ」


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