戦う司書第20話 感想


戦う司書 第20話「弔鐘と本と死にたがりの少年」より引用

「実はこの世界はわたしのものなんです」

それを聞いたエンリケノロティに問いかける。

「どこからどこまで?」
「全ての国と人と、海と山と町の全部です。あと、エンリケさんもです」


戦う司書


戦う司書 第22話「空と結末と彼女の世界」より引用

「何かいいことはあるのか?世界がお前のものだとして」

ノロティは楽しそうに答える。

「こんな凄いこと他にありませんよ!
だって、どこかで誰かが幸せになったら、それ全部わたしのものなんですよ!わたしはこの世界がすごく大事なんです、大事で大事でたまらないんです!」


自分の内側の世界と外側の世界。
それを分けて考えることが多くて、外側ばかりが幸せに見えるときがある。
誰かと比べてあれこれ考えたり悩んだりする。


けれど世界は自分のものだと考えを変えれば、内側と外側の境界なんてなくなり
誰かの幸せも自分の幸せなんだと思えるようになる。


世界の全てが自分のものなんだから、周りで困っていたら助けようと思うし、
やっぱり自分も世界も幸せな方が良い。


今まで世界VS自分で戦おうとばかりしてきたけど、
少し考え方を変えるだけでもっと良い方向にいくかも知れない。